TOEFL iBT® テスト体験レポート

受験経験者による体験レポート。ワンポイントアドバイスも!

TOEFL iBT体験レポート
  • 﨑山裕子さん
  • 社会人
  • 【TOEFL iBTテストスコア】2016年9月受験
    52(Reading: 4、Listening: 14、Speaking: 17、Writing: 17)
    【TOEFL iBTテストスコア】2017年9月受験
    69(Reading: 13、Listening: 18、Speaking: 18、Writing: 20)

 

“娘の留学に影響を受け、何か学ぶのであれば海外の方が色々な刺激を受けられると思い留学を決意”

受験目的

最近まで労働組合の事務として17年半勤めていました。数年前より「定年退職後は何かを学んで、ずっと続けられる仕事を持ちたい」と漠然と考えるようになりました。
ちょうど同じ時期に娘が短期に海外で学ぶ機会があり、日本とは全く違った考え方や学び方、受け止め方を経験し、とてもポジティブになって帰ってきました。そのことに影響を受け、自分も何か学ぶのであれば海外の方が色々な刺激を受けられると思い留学を決意しました。
また、以前から旅行業に興味があり、国家試験である旅行業務取扱管理者を取得し添乗員などの仕事も経験はしましたが、旅行・観光について試験勉強以外に、しっかり学んだことがなかったので、「海外でツーリズムについて専門学校で学びたい」と思うようになりました。
そのためには、TOEFL iBT® テストまたはIELTSTMのスコアが必要でした。TOEFL iBTテストではスコア69以上が求められていたため、まずはそれを目標に勉強を始めました。

受験時の英語力

英語学習からかなり長い期間離れていましたし、英語に触れる機会もほぼありませんでした。昔はTOEIC® テストで780ぐらいまで取ったことがありましたが、留学を目標に勉強を始めた頃の英語力は、TOEICテストを受験した頃よりも落ちていたと思います。とにかく分からない単語が多かったので、まずは単語を覚えることから始めました。現在は昔に比べ簡単な英語なら、記事を読んだり聞いたりすることができるので、少しずつ英語に触れるようにしています。

受験時の課題

まずはTOEFL iBTテストを知るために受験をしました。Readingはパッセージのボリュームが多く、時間が足りませんでした。構文が難しく読み解くのが大変だったことがそのままスコアに表れました。他のスキルに関しても、細かい部分が聞き取れないことが、全てに影響すると感じました。受験時の感覚では全てのスキルが一桁だろうと感じましたが、幸い他の技能では緊張で頭が真っ白であった割にはスコアが出て、これから目標スコアに向かって勉強しようという気持ちを保つことができました。
Listeningはとにかく色々な素材を聞いて英語に慣れるようにしました。しかし、SpeakingやWritingはどう対処したらいいのかと考え、英語学校に通うことにしました。

受験対策

使用した教材はThe Official Guide to the TOEFL® Test 4th EditionOfficial TOEFL iBT® Tests Vol.1 2nd EditionTOEFL iBT® Complete Practice Test、そして市販の英単語集です。
まずは単語力。とにかく単語力は全てに影響します。TOEFL iBTテスト対策用の単語を単語カードを使って覚えました。昔と違いスマホアプリなど便利なツールもありましたが、やはり昔ながらの単語カードが使いやすかったです。簡単に順序を変えたり、完全に覚えたものを除いたりできるのでとても便利でした。
ただ、単語を単体で覚えてもReadingやListeningで応用するまでは難しいので、並行してなるべく多くの英文を読んだり、聞いたりしながら単語も感覚で覚えていくようにしました。

最低スコアであったReadingは「少しでも速く読めるようにすること」「メインアイデアは何なのか考えること」「なるべく日本語に訳さず理解すること」などを考えながら少しでも多くの英文に触れることから始めました。
また、紙面で読むことと、画面で読むことの違いに悩まされました。紙面では文の切れ目に印を付けたり、重要な部分に線を引いたりすることができますが、画面ではそれができません。紙面では理解できたのに画面で読むと難しく感じることもありました。その点は今後の課題でもあります。

そのほかに、TOEFL iBTテストでは出題される分野が幅広く、高校を卒業してからとても時間が経っている私にはその点もネックでした。3億年前と英語で言われても全くイメージが掴めなかったので最低限、古代の主要な出来事(前後関係も含め)を理解したり、生物や美術に関しても代表的なものは理解するようにしました。今は何でもネットで検索すれば、簡単に出てくるので勉強する素材は十分でした。

ListeningはPODCASTなどを利用し、ゆっくり、はっきりしゃべっているものを聞くことから始めました。少し慣れてきたところでなるべくナチュラルスピードのものを聞くようにしました。最初はなかなか聞き取れませんが、同じものを何度も繰り返し聞き、少しでも多く聞き取るようにしました。Listeningは聞けば聞いただけ効果が出ると信じ、少しでも時間を作り聞くようにしました。

SpeakingとWritingについてはTOEFL iBTテスト特有の対策が必要だと思いました。ちょうど週に一度、3か月の対策コースがあったのでそちらに参加しました。
独学のときは、なんとなく書けたという判断しかできませんでしたが、対策コースに参加することで「どこがどのように表現できていないのか」という自分の弱点を知ることができました。また、回数をこなすことで慣れることもできました。

私の場合はListeningが弱かったので、パッセージを読んで、レクチャーを聞いて答える問題が苦手でした。全てのセクションでListeningが影響してくるので、やはりListeningがとても重要だと感じました。

また、SpeakingとWritingは表現力も重要で、同じ内容のことを別の言葉を使って表すことでも評価が違ってくると思います。その点はやはり語彙力だなと感じます。また、普段、書かないと綴りがあいまいだったり、ぱっと単語が出てこなかったりするので、やはり少しでも多くの英文を書いたり話したりすることは重要だなと感じます。特にSpeakingはTOEFLテストでも独り言なので、時間があれば自分で問題を出して英語で答えてみる習慣も役に立つと思います。

受験後の感想

テスト時間の約4時間はとても長く感じ、その間ずっと集中力を保つのが大変でした。また、試験中、自分はパッセージを読むことに集中したいのに周りが話していると、集中力が途切れることがあります。自宅でひとり静かに勉強しているときはできても、本番では気が散る可能性もあるので、あまり静かなところで勉強しないことも一つの勉強法なのかなと感じています。

直近の受験では総合点は目標値に到達しましたがReadingの問題点が山積みです。他のスキルに関しても実際に留学して、現地の人たちと一緒に学ぶにはまだまだスキルが足りないと感じています。私はTOEFL iBTテストの勉強をしていて、この勉強はそのまま留学先での学校生活などに役立つものだと感じました。もう一度、TOEFL iBTテストにチャレンジしなければならないのはもちろんのこと、留学するまでは引き続きTOEFL iBTテストの勉強を基本に学び続けたいと思っています。

メッセージ

TOEFL iBTテストの勉強はボリュームがあり大変でした。私の場合、留学は大学ではないので「生物や哲学など関係ないのに」と感じたこともありました。しかし勉強してみると、どの分野の知識もすごく専門的と言うわけではなく、一般的な知識プラスアルファぐらいの知識で、むしろ知ることができて良かったなと思うことが多いので無駄ではありませんし、留学先での雑談の話題として使えるかもしれません。英語の知識・能力を向上させることは第1の目標として、それに伴って得られる知識は持っていて損はしないと思います。色々なことをすっと覚えるのが年々難しくなっている年齢ではありますが、たくさんの雑学を知ることができる楽しみを糧に、これからも学び続けたいと思います。私の経験が少しでもお役に立てれば幸いです。

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